Message

代表取締役社長 山本雅史

人間の本質である“こころ”を通じて、
“Smile”という幸せな“とき”を創っていく。
そのために大切なことを、もっとたくさんの方々に伝えたい。

私たちは、こころでときを創るSmileカンパニー。
とても抽象的で難しいことに取り組んでいるのかもしれません。
でも、そこにはとても大きな価値があると思っています。
そして、もっと様々な場所や機会、人に対して貢献できるとも思っています。
私たちが思う大切なことを、ご理解いただき、
より多くの方に広がれば幸いです。

INDEX

MESSAGE 01

「理念」とは人を縛るものではない

「理念」とは「人を縛るものではない」。それが大前提としてあります。「理念」というものに、1つの巨大な矢印のようなイメージを抱いています。組織である以上は同じ目的、目標を持つみんなが同じ方向を見定め、そこへ向かっていくパワーを蓄えることが大事です。ただ、その巨大な矢印の中であるならば、組織を構成する社員やスタッフはそれぞれにどこを向いていてもかまいません。どんな色でもどんな大きさをしていても、たとえどんな形であっても。それぞれに合った輝きを放つことが大事なのではないかと考えています。創業の精神や背景、そして先人の想いといったものは、今の人たちには伝わりにくいものです。それぞれの胸の内にあっても、明文化されていないと新入社員にも伝わっていきません。昔のように一子相伝的に、口伝えだと内容は少しずつ変化してしまいます。もともと一番大切にすべきと考えられていたものがいつか色褪せ、大切に扱われなくなってしまいかねない。そうなっては困ります。たくさんの社員にきちんと伝えていくためには、共通の明文化された「理念」が必要だと考えたのです。

MESSAGE 01

MESSAGE 02

過去があるから今があり、今を肯定して未来を創っていく

経営の手法に正解はありません。時代とともに社会の価値観は変化していきます。その変化の中で、経営の手法は変わろうとも、過去、本当に大切にしてきた軸となるものは未来も大切にしていかなければなりません。「人を大切にする。人の可能性を見出す。」という根本的な想いは、創業の代から変わらない企業文化として受け継がれています。その想いをどう未来へ贈り継いでいくかということを考えた結果、現在の「理念経営」へと行き着いたのです。

過去があるから今があり、今を肯定することで未来は創られていきます。「こころでときを創るSmileカンパニー」この言葉こそアワーズが、丸末グループがこれまで大切にしてきた共通の言葉であり、これからも未来に贈り継いでいく不変の価値観なのです。こうして、これまで経営に携わってきた人間すべての想いが詰まった、「こころでときを創るSmileカンパニー」という企業理念が生まれたのです。

MESSAGE 02

MESSAGE 03

「3つのこころ」と「3つのSmile」に込められた意味

「こころでときを創るSmileカンパニー」という企業理念には、「3つのこころ」という概念が内包されています。「3つのこころ」とは、1.「思いやりのこころ」、2.「素直なこころ」、3.「前向きなこころ」。これら3つのこころには、それぞれに「何事にも感謝の気持ちを持つ」であったり「人の意見を素直に受け入れる」といった、いわば行動規範のような意味の文が2つずつ添えられています。これらはアワーズの社員がもともと強みとして持っている要素を明文化したものです。そしてこの「3つのこころ」をベースに私たちが創り出すのが「3つのSmile」。この「Smile」を私たちは「しあわせ」と定義しています。

「しあわせ」とは、解釈によってその姿かたちを自在に変えるもの。単なる裕福さを「しあわせ」ととらえない人だって多くいるでしょう。だからどんな形であれ、まず社員が心から「しあわせ」を感じる、ということに意味があるのです。加えて、しあわせには自己成長や達成感、精神的な自立といった要素が不可欠だと考えています。ですのでもちろん、社員が日々成長できる環境創りには全力で挑みます。そうして社員の中に充実感が生まれ、成長を感じ、達成感を味わうことで、初めてゲストに本当の意味でのホンモノの「しあわせ」を提供できるのです。社員の成長や達成を味わったが故の充実感は、おもてなしや誠意となってゲストの「しあわせ」へと繋がり、ゲストの「しあわせ」が「社会のためにできること」という目指すべき最終ゴール(ビジョン)へと繋がるのです。もちろん、すべてはゲストの「しあわせ」と笑顔のため。アワーズが掲げる企業としての使命は、「笑顔溢れる明るい豊かな社会の実現」なのです。

MESSAGE 03

MESSAGE 04

浸透していく理念が、アワーズに新たな可能性を与える

この理念が明文化されると同時に、私の中で1つの大きな軸も定まりました。この言葉と想いを大事に育めば、経営的にブレることはないだろう。そう実感したのです。そしてもちろん、理念が生まれたからには、浸透させる必要がありますが、浸透は強制してできるものではありません。この想いを大切にしたいと思う人が自然に増えれば、理念は波紋のように広がり浸透していくというのが私の考える理念浸透イメージ。最近は社員のみなさんが普段の会話の中でも理念の言葉を使ってくれているというシーンが日頃より見られるようになりました。ちょっとしたコミュニケーションをとった時にもそう感じますし、何気ないメールの文章の中でも、自分の言葉に置き換えて理念の文言を使ってくれています。その、「自分の言葉に置き換えて」というところが嬉しいですね。もちろん現在においては、すべての社員が新しい理念に基づいた行動ができているわけではないでしょう。しかし、理念について考える時間が増えているということが何より大事なことのように思います。それぞれが理念について深く考え、結果それが社会貢献性の高い新規イベント立案などに繋がっているのです。

MESSAGE 04

MESSAGE 05

経営理念ではなく、あくまで企業理念である

私はこのアワーズが、私が引退した後も永続的に繁栄していってほしいと心から願っています。それこそ100年、200年と存続してほしいと。だからこそ「こころでときを創るSmileカンパニー」というフレーズは経営理念ではなく、あくまで「企業理念」なのです。経営者が変わっても、構成する社員が変わっても、決して変わらず在り続けるもの。例えば私がいなくなっても、この先ずっと未来永劫、この理念を大切に考えてくれる人たちが集まってくれる。そんな集まりこそが、「アワーズ」という会社であってほしいと考えています。そして当然、「企業理念」だけが存在していても意味はありません。私自身がそうだったように、自分自身の大切にしたい想い、すなわち「個人理念」を明確化させ、それと「企業理念」が融合していくイメージを、みなさんに持っていただきたいのです。つまり、アワーズという企業を舞台とした自身の「自己実現」です。もっともっと、私が思い描く以上の大きな何か。たとえば斬新な新規事業のプランなどが自然発生的に出てきてくれると嬉しいですね。理念に基づいて考えたら、自ずとこういう新規事業にチャレンジしたくなったなど。このパークを飛び越えて、日本や世界に出ていくような考え方を持った人財がたくさん生まれ、より多くの方に、より高い価値である「しあわせ」を提供できる企業へとなっていきたいのです。それを実現するには、私の考えだけではとても足りません。社員のみなさんが心からそうしたいと思うことで、はじめて可能となるのです。道のりは平坦ではありませんが、必ず、社員のみなさん、パートナー企業の皆様、そして「ホンモノのSmileを創造するためのパートナー」である沢山の動物たちとともに力を合わせて実現していきます。

AWS-WAY(私たちの歩む道)の延長線上に
SDGs(持続可能な開発目標)がある。

過去から続く道があるからこそ
「今」があるように、
今を生きる私たちの使命(役割)は、
次世代を生きる子どもたちに
より良い社会を贈り継ぐことだと考えています。

環境負荷の低減や、教育の充実、
新たな時代の生き方を考え、
持続可能な社会に対しての
開発目標(SDGs)に取り組むことは
一個人においても、
企業においても必要なことです。

そしてアワーズの使命もまた
「笑顔溢れる 明るい豊かな社会の実現」
に寄与することであり、
私たちが歩んでいく道の延長線上に
SDGsという目標があるのです。

私たちは社会の課題解決を
新たなる事業戦略の軸とし、
未来においても社会に必要とされ続ける
企業を目指してアクションを続けていきます。

私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。